ありがとう、忘れないよ。
2008年 10月 25日
先輩、といっても、高宮より六歳も年下の、可愛い女性だったのですけど(笑)。
先輩の教え方は最初はきつ過ぎて、時々罵倒されると悔しくて、何度辞めようと思ったか…でも、その人のデザインは本当に素晴らしくて、ああいう風になりたいなぁっていう目標でもありました。
結局、最後の最後の日まで叱られてばっかりで、全然認めてもらえなかったけど。
「高宮さんの作る地紋やデータは、なかなかのモノが多いから」
こう言ってもらえた事もあったし。
あの方に習ったおかげで部長にも「高宮ちゃんの●ヴァのデータは、なかなか良いモノが多い」と仰っていただけたので、これもみんな、先輩のおかげです。
あまりにひどい言い方だなぁと腹をたてた事もあったし、お互い睨み合って衝突してばっかりだったけれど、あの先輩に教わる事が出来て、良かった。あの人に会えて良かった。
何かを造る事は楽しい事。いつかその台詞を心の底から言える日が来るまで、私はこの世界で地を這いつつ突き進んでいきますから。
ありがとう。先輩。
あなたが本当の夢を掴めますように。